背中のぶつぶつは病院の何科を受診?
背中にできたぶつぶつを改善するため、
病院へ通おうにも、まず何科を受診したらよいのか、
分からない人もいることでしょう。
何科を選んだらいいか迷うときは、
皮膚のぶつぶつの症状に加えて、
どのような症状がみられるかをチェックすることが大切です。
皮膚科に受診する場合
単純に、ニキビによるぶつぶつなのであれば皮膚科を受診しましょう。
広範囲に広がっている場合や、ニキビ跡が残ってしまって、
市販薬では改善が見込めない場合は、
たかがニキビと思わずに皮膚科で相談しましょう。
レーザー治療やピーリング治療など、
ニキビ専用の治療もあるので、相談してみてください。
水疱瘡や帯状疱疹に関しても、基本的には皮膚科です。
子どもの場合には小児科でも処置を受けることができます。
塗布薬や鎮痛薬、炎症を抑える薬などを使用して症状を抑えていくことになります。
内科に受診する場合
注意が必要なのは、蕁麻疹です。
蕁麻疹は、何が原因で起こったのかを、
慎重に調べなければなりません。
蕁麻疹を引き起こすきっかけとなった、
アレルギー物質が何なのかをつきとめなければ、
何度でも再発するリスクがあります。
また、アナフィラキシーショックを起こしてしまうと、
最悪の場合は死亡するリスクも秘めています。
アレルギー検査は、皮膚科でも行っていることがありますが、
もし熱発や、背中の皮膚の、ぶつぶつだけでなく、腹痛、吐き気、頭痛を伴う場合、
内科的な処置が必要となる可能性がありますので、注意してください。
どうしても自分一人では症状から判別がつかないというときには、
まず皮膚科か内科のどちらかを受診してみましょう。
その結果を見て別の科、または病院を紹介されることもあります。
大きな総合病院であれば、同じ病院内でやり取りをしてもらうことも容易いです。
症状がいつから発現したのか、かゆみや痛みがあるのか、
ぶつぶつの湿疹以外にも体の不調がないかなど、
伝えられることは準備して病院へ向かいましょう。