背中 できもの 押すと痛い 原因 対処法

背中のできもので押すと痛い原因と対処法とは?

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背中にできものができてしまうことって、多々ありますね。
背中は普段目の届かない場所なので、気が付かず悪化しがちです。
症状が進行すると、痛みが伴ってくることもしばしばです。

 

背中のできものが痛むと、椅子に座ったときに背をもたれるだけで痛みを感じたり、
横になるときも不快に感じたりと困りものです。
今回は、そんな背中のできもので押すと痛いときの原因と対処法についてご紹介します。

 

ニキビ

 

ニキビの原因は、毛穴の中に皮脂が溜まってしまうことです。
毛穴に皮脂が溜まり、菌が増加することで炎症を引き起こします。
炎症を引き起こしてしまうと痛みが出ることもしばしばです。

 

ニキビとはいえ、顔にできるニキビと、背中にできるニキビでは菌が異なります。
背中にできるニキビの菌としては、カビ菌の一種であることが多くあります。
背中のニキビの対処法としては、カビ菌を殺菌し、保湿をすることです。
カビ菌を殺菌することで炎症を抑え、保湿することで皮脂のつまりを解消します。

 

粉瘤(ふんりゅう)

 

粉瘤の原因は、皮膚の組織に老廃物が溜まってしまうことです。
皮膚の組織に老廃物が溜まってしまうことで、
まるでしこりのようなできものができてしまいます。

 

粉瘤は通常痛みはあまり伴いませんが、
細菌などに感染してしまうと炎症を起こし、痛みを伴うことがあります。

 

粉瘤は自然治癒することはありません。
良性の腫瘍とも呼ばれ、なかなか自分でケアすることは難しいため、
背中にしこりを感じたら早めに医師にかかることが粉瘤の対処法です。

 

おでき

 

おできの原因は、ブドウ球菌が毛穴に侵入したときに炎症を起こしてしまうことです。
皮膚上には皮膚常在菌として、細菌が存在します。

 

皮膚常在菌は、それぞれがバランスを保って存在することで、
肌を守る役割を果たしています。
この皮膚常在菌のバランスを崩すことで皮膚炎の原因となります。

 

例えば、洗いすぎることも皮膚常在菌を殺しすぎてバランスを崩す要因となります。
皮膚常在菌のバランスを崩し、ブドウ球菌が勢力を増してしまうと、
おできになってしまうわけです。

 

背中にできものができたと早めに認識できたならば、
市販の塗り薬を試してみると良いです。

 

しかし、おできが化膿した状態では、痛みとともに発熱を伴うこともあります。
このような場合には、抗生物質だけでなく、
切開などの皮膚科での処置も考える必要が出てきます。
化膿をする前に早めに皮膚科に受診することが、おできの対処法としておすすめです。

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ヘルペス

 

ヘルペスの原因は、ヘルペスウイルスの感染です。
最初の2、3日はピリピリとしたような痛み、
その後広範囲に赤身と水泡が出てくることが多くあります。

 

症状には個人差がありますが、重症化するとかなり激しい痛みやかゆみにおそわれ、
ひどい場合は後遺症に悩まされることもあります。

 

ヘルペスの対処法としては、抗ウイルス剤を用いることです。
特に早めに対処することが後遺症予防に大切です。
ヘルペスかもと思ったら、すぐにでも皮膚科へ受診することが対処法です。

 

脂肪腫(しぼうしゅ)

 

脂肪腫の原因は、脂肪細胞が異常に増殖し、
しこりがコブのようにできものになってしまうことです。
脂肪腫の場合は、良性の腫瘍です。

 

脂肪腫が神経に近いところで発生した場合には、痛みを伴うことがあります。
脂肪腫は自分でのケアは難しいので、しこりを感じたら、
皮膚科へ受診することが対処法です。

 

軟部肉腫(なんぶにくしゅ)

 

軟部肉腫とは、悪性の腫瘍、ガンのことです。
ガンというのは、人間が新陳代謝のために行う遺伝子の複製の際に、
何らかの異常を発生した細胞のことを指します。

 

ガン細胞は日常的に発生していますが、
このガン細胞の発生が優位になったときにガンへと進行していきます。

 

また、ガンの治療に用いられる放射線治療などが原因となって、
二次ガンが引き起こされることもあります。
なかなかガンを予防することは、まだ難しいわけです。

 

軟部肉腫の典型的な症状はやはりしこりです。
軟部肉腫も神経を圧迫するような成長をすると痛みを伴います。
肉腫の成長速度は一般的に速く、
一刻も早く専門医に相談することが非常に大切な対処法となります。

 

・・・いかがでしたか?
背中の押すと痛いできものは、自分でケアできるものから、
命にもかかわるような重要なものもあります。
間違ったケアをしても、症状は悪化の一途をたどります。

 

自分でケアできるのは、症状がなんであるのか特定できているものだけです。
基本的には、専門医に相談することが最もおすすめな対処法です。
特に、しこりを感じるような場合には、早急に対処をしましょう。

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