寝違え 背中 病院 何科

寝違えで背中が痛い時は病院の何科?

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朝、目が覚めると首、肩、背中に痛みを感じてしまう「寝違え」。
しかし朝にゆっくり休んでいる場合でもないので、
痛みを押してバタバタと大忙しですね。

 

寝違えると、普段の動きを制限されて余計に時間がかかるし、
ふと痛みに襲われて結構困るものです。

 

早くなんとかしたいのですが、
寝違えを治すためにはどこへ行けば良いのでしょうか。
今回は、寝違えて背中まで痛いときに、
病院の何科に受診すればよいのかご紹介します。

 

「寝違え」って何だろう?

 

「寝違え」とは、医学的には頸部周辺の靭帯や筋肉の急性の炎症を総称したものです。
筋肉の痙攣や異常収縮による、こむら返りのようなものとも考えられます。
寝違えた場合、首や肩だけでなく、背中まで痛むことがしばしばあります。
なぜ背中の方まで痛みが表れてしまうのでしょうか。

 

その理由としては、首の骨(頸椎)から肩甲骨までをつなぐ肩甲拳筋に関係があります。
肩甲拳筋は肩甲骨を引き上げたり、上を向いたりするときに使われる筋肉です。
「寝違え」では、多くはこの肩甲拳筋に炎症をきたし痛みを伴います。

 

肩甲拳筋に炎症を起こすと、肩甲骨の動きが悪くなってしまい、
これをサポートしようとすることで他の部位、
例えば背中などで痛みが表れるようになります。

 

また、肩甲拳筋の炎症、緊張がその他筋肉にも連動して伝わることで、
痛みが表れてしまうこともあります。

 

「寝違え」は何科で診てもらうのか

 

「寝違え」の原因として、以下のものが挙げられます。
・長時間にわたり不自然な姿勢で寝る、または作業をしていた
・睡眠中に身体を冷やしてしまった
・疲労の蓄積

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・頸部の捻挫
・頸椎の老化
・内臓疾患

 

「寝違え」は実は寝ている時だけでなく、
起きているときにも長時間同じ姿勢を取り続けることでも発症することがあるのです。
大切なのは、寝返りを打てる環境と、休憩をとり身体を軽くでも動かすことです。

 

そして、あまりに身体が冷えることで、
筋肉に緊張を与えることも「寝違え」のきっかけになります。
身体を温かくすることは常に大切です。

 

また、疲労を蓄積しすぎることで、「寝違え」の発生頻度は格段に上昇してしまいます。
疲労は筋肉にも蓄積し、筋肉が硬くなることで血流、リンパ液などの循環を悪くし、
乳酸などの老廃物の蓄積につながります。

 

老廃物が蓄積することで神経の伝達が阻害され、筋肉の異常収縮の原因となります。
頸部の捻挫、頸椎の老化も含め、筋肉に炎症をきたしたことによる「寝違え」は、
整形外科への受診をおすすめします。

 

また、筋肉の動きを柔らかくしたり、血流改善、
疲労回復により「寝違え」を改善するには、
整骨院や整体院での治療もおすすめです。

 

しかし、「寝違え」と思うような痛みの中には、内臓疾患が原因の場合があります。
首から背中の痛み以外に、熱や体のだるさなどの症状を併発している場合、
いくら治療しても良くならないという場合には、内臓疾患が隠れている場合があるので、
その場合には内科ないし総合病院での検査を行いましょう。

 

まとめ

 

「寝違え」かな?と思ったら、まずは整形外科に行きましょう。
痛み止めなどの処方の後には、現状回復、再発防止のためにも、
整骨院または整体院に通院することがおすすめです。

 

何をしても痛みに変化が見られない、熱など病的な症状と伴っているならば、
なるべく早く内科ないし総合病院での検査をおすすめします。
普段から、身体を冷やさない、軽いストレッチを心掛ける、
疲労をためないように気をつけることで「寝違え」の予防につながります。

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