背中 しこり 押すと痛い

背中のしこり押すと痛い原因とは?

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背中は自分ではなかなか手が届かない部位ですので、
しこりができていても気づくのが遅れることもあります。
どのような原因で背中にしこりができるのでしょうか。
今回は、背中のしこりを押すと痛い原因について紹介します。

 

リスクの比較的低いしこり

 

肩こりのひどい人の中には、肩にしこりができてしまう人もいます。
これは筋肉が血液の循環不良により、局所的に硬くなって、
疲労物質をため込んでしまったものです。

 

いわゆるトリガーポイントと呼ばれる場所であり、
マッサージやストレッチで改善されるものから、
整形外科での対応を必要とするものまであります。

 

また、脂肪細胞が増殖してしこりを形成したものを脂肪腫と呼びます。
これは触るとコリコリとした感触があり、
体のどの部位にも出現する可能性がありますが、
背中の肩甲骨まわりには比較的多く見られます。

 

大きさは数ミリから数十センチまで幅広く、肥大化しすぎたり、
神経に触れる位置に出現することによって痛みを生じさせます。

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もう1つは粉瘤と呼ばれるものです。
これは皮膚(真皮)の下に本来排出されるはずの老廃物(古い角質など)が、
袋状になって蓄積され、しこりとなったものです。

 

通常は痛みがありませんが、細菌に感染してしまうと、
炎症が起こって痛みが強くなります。
痛みがひどい場合や、しこりが肥大化している場合には、病院受診を検討しましょう。
肩こりであれば整形外科、脂肪腫や粉瘤は皮膚科で相談をしてみましょう。

 

早急な対応の必要なしこり

 

危険性の高いしこりには、軟部肉腫があります。
これは突然発症し急速に肥大化する癌であり、
神経や血管を圧迫するほどになると、痛みやしびれが強まってきます。

 

進行度によって、切除のみとなるか、化学療法が必要となるかが決まります。
稀な癌ではありますが、しこりを生じさせるに至った原因に合わせた、
治療が必要になってきます。

 

・・・いかがでしたか?
同じようなしこりでも、原因は実に様々です。
基本的に、皮膚科で相談することとなりますが、肥大化が急速であるときや、
痛みが強すぎるときは精密検査も視野にいれましょう。

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