みぞおち 押すと痛い 背中

みぞおちを押すと痛いで背中も痛い時とは?

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胃のあたり、みぞおちが押すと痛むのと同時に背中も痛むことがあります。
これはただの胃炎とは限らず、様々な内臓疾患のサインかもしれません。
今回は、みぞおちを押すと痛い時に背中も痛いのは、
どんな病気の可能性があるのか、ご紹介します。

 

胃炎

 

胃炎の際に、背中も痛いということがあります。
背中が張ったり、肩甲骨の内側が痛くなったりし、
背中の左側から中心にかけて痛むと同時に、
みぞおちのあたりが痛むのであれば、胃炎が原因の可能性があります。

 

また、食事の際にみぞおちの辺りが痛むのであれば、
胃潰瘍の可能性もありますよ。

 

狭心症

 

狭心症とは、心臓の冠動脈が機能しなくなり、
血液とともに栄養と酸素を心臓に届けられなくなることで発症します。

 

狭心症では、胸が圧迫される感覚とともに、みぞおちが痛み、
そのときに、背中にも痛みを感じることがあります。
背中に痛みを感じる場合には、激しい運動後や感情的になったり、
興奮した際に起こることが多くあります。

 

十二指腸潰瘍

 

十二指腸潰瘍では、空腹時に激しい痛み、
またはみぞおちあたりの鈍痛が長く続くことがあります。
その際に、背中でも鈍痛を感じることがあります。

 

逆流性食道炎

 

逆流性食道炎では、胃酸が逆流することで、
食道を溶かすなどして食道に炎症を引き起こしてしまいます。

 

食堂に炎症が起こることで、食道の神経が過敏な状態になります。
そうなると、食道と連動している背中の神経にも影響を及ぼし、
背中も痛むことがあります。

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腎盂炎(じんうえん)

 

腎盂炎とは、腎臓に細菌が侵入してしまうことで炎症が起こる病気です。
腎盂炎の場合、みぞおちのあたりの軽い痛みとともに、
背中と叩くと痛いということが多くあります。
これに加え、発熱、頻尿などの症状も発症します。

 

膵炎(すいえん)

 

膵炎とは、膵臓が分泌する消化酵素が過剰になることで、
膵臓自身を消化し始めてしまい、
膵臓の浮腫み、出血、壊死を引き起こす病気です。

 

膵臓はみぞおち、とへその間にあり膵炎になると、
みぞおちあたりに痛みを感じるともに、
左の肩から背中に痛みが出ることがあります。
比較的激しい痛みをともないます。

 

胆のう炎

 

胆のう炎は細菌の感染が原因の炎症です。
胆のう炎では、みぞおちの右あたりに激痛を感じると同時に、
右肩から背中にかけて痛みを伴うことがあります。

 

その他症状としては、尿が茶色くなったり、吐き気や嘔吐、発熱を伴うこともあります。
また、高齢者の場合には発熱を伴わないことも特徴です。
胆のう炎を引き起こす場合は、胆石を併発していることもありますので、要チェックです。

 

・・・いかがでしたか?
このように、みぞおちあたりを押すと痛いと同時に、背中も痛い場合には、
こんなに様々な病気の可能性があります。

 

背中まで痛いということは、症状がある程度進行していることも考えられます。
みぞおちと同時に背中まで痛むようであれば、
ただの胃炎とは思わずに早めの受診をおすすめします。

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