背中にぶつぶつでかゆい子供での原因と対処法とは?
子供であれば、背中など全身にかゆみを伴うぶつぶつ、湿疹は出やすいものです。
しかし、重症化すれば健康を害する病気につながることもありますし、
子供の肌に跡が残ってしまうこともありますから、注意が必要です。
そこで今回は、子供の背中にぶつぶつで、かゆい時の原因や対処法を紹介します。
子供のぶつぶつの原因
考えられる原因としては、水疱瘡、帯状疱疹、アトピー性皮膚炎、
あせも、蕁麻疹などが考えられます。
まず、水疱瘡であれば、水ぶくれのような湿疹のほかに、
発熱も伴いますから予測はできるでしょう。
水疱瘡は体の至る所に出ますし、かゆみを伴うので、
子どもにとってはかなりつらい症状です。
また、その水疱瘡ウイルスは体の中に残り続け、
免疫力が低下したときなどに帯状疱疹として症状を表し始めることがあります。
これは大人になってからも注意が必要です。
アトピー性皮膚炎は、遺伝の場合もありますが、
ダニやホコリなど何らかのアレルギー物質に反応して、
発症することもあります。
夏場に出やすいのであれば、あせもの可能性が高いでしょう。
あせもは汗を大量にかき肌荒れを起こして、
かゆみが生じてしまった状態ですし、
蕁麻疹はストレスや睡眠不足、
アレルギー食物を食べたことによる反応であることがほとんどです。
赤くみみずばれのように腫れるようであれば、蕁麻疹を疑ってみましょう。
原因に合わせた治療方法
水疱瘡や帯状疱疹は、水疱瘡のウイルスを弱らせる必要があるため、
抗ウイルス薬が必要になります。
皮膚科で相談し、適切に薬を処方してもらいましょう。
症状が落ち着くまでは感染のリスクを考えて通学は休む必要があります。
また、子どもがどんなアレルギーを持っているのかをきちんと確認し、
それを近づけさせないこと、子供自身への教育も大切です。
蕁麻疹やアトピー性皮膚炎では特に注意しましょう。
一度湿疹が出てしまえば市販薬だけでは対処しきれません。
病院で原因を精査し、間違った薬を服用することがないように気を付けましょう。
・・・いかがでしたか?
子供の健康を守るためには、日ごろからよく観察することが大事です。
異常をすぐに発見したら、自己判断せずに、
医師の診断を受けるましょう!